デール・カーネギーの道は開ける 文庫版にこんな言葉がありました。
我々にとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ
トーマス・カーライルの言葉として紹介されていて、サー・ウイリアム・オスラー(ジョン・ホプキンズ医科大学の設立者)が医学生時代にこの一節に出会い、将来に大きな影響を与えた、とあります。
まだ来ない未来や将来のことばかりをぼんやりと考えたり、不安を覚えたり、夢のようなことを思ったり、今ここ、すぐ目の前にあることをから目をそらせてしまうことがよくあります。
そんなときは、この言葉を思い出し、まず、今、目の前にあること、取り組むべきものから始めたい、
地に足をつけて、一歩一歩進んでいくことで、将来の不安に備えたいと思います。
今日はそんなことを思いながら、空を見上げていました。