ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

首都圏の大雪予報は難しい。しばらくは自分の感覚と経験も総動員して判断するしかなさそうだ。

先週、都心を含む関東地方の平野部で2回の大雪予報が出たものの、いずれも交通機関が乱れるような大雪は降らずじまい。

勤め先でも、1回目の大雪予報の時には早期退社や在宅勤務の活用を推奨されたものの、1回目の経験?から2回目の大雪予報の際には音沙汰なし。

あまり天気に関心がない家族は、冬季オリンピックに夢中で、大雪予報もどこ吹く風。

国からは緊急情報まで出されていたようだが、少なくとも我が家にその緊迫感は伝わらなかった。
雨が続く中で緊急情報を見た時は、オオカミ少年にならないか心配にもなった。

仕事柄、天気予報を日頃から見続けていることもあり、南岸低気圧による首都圏の雪の予報は本当に難しいようだ。
というより、現代の気象予報技術をもってしても、正確な予報はほぼ不可能なのだろうと思ったりしている。

とはいえ、日頃、天気予報に大変お世話になっている身としては、気象予報に携わる方々には本当に頭が上がらない。
日々気象予報をして、当たっても賞賛されることは少なく、外れれば一定の厳しい声が寄せられることもあるだろう。

先週の大雪予報の結果をみると、気象予測の難しさや気象予報に携わる方のご苦労を理解しながら、しばらくは自分の日頃からの感覚、経験も総動員して、自己責任で判断するしかないのだろうと思った週明けだった。

〜仕事帰りの電車にて

手すりに積もった雪

手すりに積もった雪