ストレスに強くなりたい、何度そう思ったことか。
そのための本を読んだり、ストレスに強くなる方法を調べたりしたものだ。
それでストレスに強くなったかといえば、そうでもなく、かえって自分に自信がなくなったり。
そんな時に出会ったのが、この言葉だった。
ストレスに強い人はストレスがふえる。
「小さいことにくよくよするな!」リチャードカールソン著という本の一節だ。
現在のストレスレベルは私たちのストレスの耐性に見合っているという法則があり、ストレスに強いという人は絶えず大きなストレスにさらされることになるから、ストレスに強くなることを教えたりすれば、その人のストレスはもっと強くなるという。
著者はそれよりも、「手遅れになる前に自分のストレスに気づくこと」「頭が先へ先へとはたらきすぎるときは、ちょっと引いて態勢を整えよう」と呼びかけている。
無理に自分を追い込む必要はなく、ストレスが小さいうちに深呼吸をしたり、リラックスをすることでコントロールできる。
ストレスへの耐性を無理に上げようとするのではなく、ストレス耐性を下げることで、ストレス自体を減らそうという発想だ。
耐えられないほど強いストレスを感じたときは、それに立ち向かって自分を鍛えるのではなく、逃げることも含めて、ストレスを少しでも軽くする努力をすればいい、そう言ってくれているのだと理解している。
私はこの言葉に出会ってから、どんなストレスが来ても大丈夫なように自分を鍛えるようなことはやめにしているが、今のところ、それによって困ったことは起きていない。
〜妻が駆け込み確定申告で忙しいのもあり、ホワイトデーを延期した後の自宅にて。
〜今日の3Good Things〜
☆在宅勤務でストレス軽減できた。
☆青空の広がる暖かい一日。
☆サラダうどんを作って妻と娘に感謝された。