私に家事を語る資格があるのかは疑問もあるが、ここ数年だけ見れば、少し語ることも許されるかもしれない。
我が家では家事の分担を明確に決めていない。理由がある訳ではないけれど、家事に義務感がうまれてしまうような気がしするし、お互いにやって当たり前という感じになることも避けたい気持ちもある。
お互いが手の空いたときにできるのが理想だろうと思う。とは言え、そんな悠長なことを言ってられないのも現実だったりする。
そんな中ではあるが、少なくともここ数年はできるだけ言われる前に進んで家事をする努力をするようになった(と思う)。
最初の頃は、甘えもあったが、『自分のことは自分でするのが当然、何を甘えているのか!』と自分を叱咤激励しているうちに、家事をしている時の気持ちに大きな変化が生まれた。
やはり言われてするのと、自主的にするのとでは気分が全く違う。それは相手も同じ。ときにお礼など言われてしまうとその気になったりもする。
それに加えて、丁寧に集中して家事をすると心が落ち着くようになった。禅やマインドフルネスの書物でも、作務の効用が説かれていたりするが、納得できる。
考え事でストレスを感じたときなど、数分でも家事に没頭するだけでも効果を感じられる。
その上、家庭もうまくいくならこれ以上良いものはない。
娘も巣立ち、これから妻と愛犬だけの生活が始まる。今一度、家事の効用を再認識して、今まで以上に家事を楽しみたい。
〜会社帰りの電車にて。妻に見られたら何を偉そうに!と言われそうと思いながら。
〜今日の3Good Things〜
☆山に雪が。青空も広がり清々しい気分に。次女の門出の日、幸先が良い。
☆次女が無事に大学寮に着いたとのこと。感謝。充実した大学生活を送ってほしい!
☆仕事の方も波乱なく、穏やかに終了。ありがたい。