自分の本当に好きなことが仕事にできている人は本当に幸せなことだと思います。
私の場合は残念ながら、そうとは言えないサラリーマン人生でした。
それでも、年が経つに連れて思うことがあります。
仕事に対する自分の考え方次第で、どんな仕事の中にも好きなところは結構あるということ。
そもそも、仕事の好き嫌いは自分が勝手に感じているものです。
同じような仕事をしている人でも、嬉々として取り組んでいる人もいれば、嫌そうにしている人、淡々としている人もいます。
これは人間関係でも同じかもしれません。
人によって好き嫌いの基準は違ううえに、その人の好きなところばかりを見つける人もいれば、嫌なところばかり見てしまう人もいます。
今目の前にある仕事も、一旦自分の思い込みから離れてよく見てみると、結構楽しいところ、好きなところが見つかります。
私の場合で言えば、パソコンを使うこと自体が好きだったり、人に説明をして納得してもらうこと、同じ立場の人たちと仕事の進め方などの意見交換をすることなども楽しく感じます。
サザエさん症候群歴20年以上ですのでいまひとつ説得力はないかもしれませんが、同じ悩みを抱えている方がいらっしゃれば、次のことを試してみてはいかがでしょう。
漠然と仕事が嫌だなぁと考えるのを一旦やめて、目の前にある仕事を分解して、その好きなところを見つけてみる、それが難しければ、嫌ではないところだけでも探してみる。
これだけでも、仕事の見え方が変わるかもしれません。
今の仕事を始める時に、何かしらの期待、希望がなかったか、初心に帰って考えてみると見つかりやすいかもしれません。
もし、好きなところが一つでも見つかれば、まだまだ好きなところが見つかると思います。
そうなればこっちのもの。あとは仕事の良いところ、好きなところに意識を向ければバッチリです。
仕事を辞める、変えることはいつでもできますが、今の仕事を見つめ直して好きなところを探してみてからでも遅くないかもしれません。
〜会社帰りの電車にて。