ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

大学入学手続き。父親として現実に引き戻されながら思ったこと。

次女の合格発表から日にちが経過し、だんだんと現実に引き戻されつつある。

今日は次女と一緒に入学手続きをした。
出願手続きもWebからだったが、入学手続きも一部の書類を除いてWebでできるようになっていた。

操作はそれほど難しいものではないものの、(当然ではあるが)ネットショッピングに比べて多少複雑で、注意事項も多く、気を使いながらの手続きとなった。

普段使い慣れていない方にとっては、結構な負担なのではないかと想像しながら手続きをした。公的な手続きと違い、所定の手続き・方法で対応しなければならず、時代の流れに今後もついていけるのか、50歳を前に一抹の不安を感じた。

そして何より現実に引き戻されたのは学費の納入。
私自身が大学生のときからデフレが続いていたこともあって、初任給や生活費の水準はそれほど上がっていないのに対して、学費の水準は1.5倍くらいになっている印象。(同じことは新車の価格にも言える。)

経済成長が続き、個人の所得水準も上がっていれば大丈夫なのだが、学費だけが上がっていると厳しい。2人の娘を育ててきたが、大学の学費は特に上がっている。その分、私の大学時代のように自分の教科書をほぼトレースするような講義は姿を消していて、学費に見合った教育水準も上がっていると信じたい。

最後に余計なことも書いたが、次女と一緒に手続きをする時間も貴重だった。学費も目の前で納入手続きをしたことで、自覚も持ってくれた様子。
大学にはぜひ学費に見合った環境・チャンスを学生に与えていただき、次女がその環境・機会を最大限に活かしてくれれば、親としては満足だ。

新しい生活になれば、楽しいことも大変なこともあると思う。次女にはそのすべてを自分の経験値として積み上げて、大学生活をおう歌してほしいと心から願っている。

~入学手続きを終え、ほっとした夜の自宅にて。タイトル画像は、みんなのギャラリーから拝借(感謝)。充実した学びをしてほしい。

夕やけと雲

入学手続き前に眺めていた今日の夕焼け