ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

自分の本音に沿った選択することを心がけるだけで人生が変わり始めた。

これまでの50年近い人生は、もちろん、自分なりの選択をしてきたつもりだった。
ただし、自分が本当に選びたい選択をしてきたかというと、そうではなかった。

元来、私は周りの目を気にしたり、気を使ったりすることが多く、子どもの頃は親や兄の言葉を、思春期以降は友人や世間の目を、社会人になってからは、上司や同僚、結婚してからは家族や親族からの目も気にしながら、人生の選択をしてきたように思う。

それが当たり前と思っていたし、周りの目を気にした選択をしても大きな障害を感じないところまではそれでも良かった。
ある意味、選択を誤ったと思っても周りのせいにして、自分を守っていたのかもしれない。

しかし、仕事も家庭にもいろいろな問題や負荷ことが重なってくると、自分の心身が悲鳴を上げ始めた。何より選択に一貫性がなく、問題が重なると自分の軸がないだけに、苦しくなった。

仕事に限らず、自分なりの軸、価値観に合った選択をした結果でないと、結果が芳しくない時に受け入れ難いことに加え、自分なりの選択でないだけに、することが中途半端になっていたように思う。

自分なりの選択をすれば、当然、全力を傾けてことにあたることができ、もし結果が伴わなくても納得できる。そのことに気づくのが遅かった。

気づけばアラフィフになり、会社でもそれなりの立場になり、子どもの学費と老後資金も必要、親の介護も近づきつつあるなかでは、すべて自分の好きなような選択をするところまでは難しい。

それでも、自分の本音、自分の軸、価値観に沿った選択を心がけるようになってからは、腹がすわってきて、例え妥協した選択であっても、自分なりの選択であることを認識することで、前を向いて進めるようになってきている。

人生は選択の連続。
その一つ一つをするときに、自分の本音を意識することで、“自分の”人生を歩むことができるようになる。
そう私は実感している。

〜今週2回目になる、仕事の関係で泊まっているホテルにて。

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〜今日の3Good Things〜
☆時差出勤で体力温存。ありがたい。
☆デスクワークに集中できてありがたい。
☆ホテルで執筆。気分が良い。