ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

自分の思い通りにいかないことが多い時は、“自分の思い“を見直すのも一つの方法

先日、人に伝えることの難しさ、相手に100%理解してもらうことを期待しないことについて書きました。

伝わらないことが当たり前、相手に100%の期待をしない。 - ときには空を見上げて


そこにも通じることですが、物事が自分の思い通りにいかないことがあったとき、皆さんはどうしていますか。

 


若い頃の私は、まず思い通りいかないことにイライラしながら、何とかして思い通りになるよう、悪あがきをすることが多かったように思います。

 


時には強引なことをしてしまったり、それでも思い通りにならないときは強い怒りを感じたりといった具合に、良い結果にはつながりませんでした。

 


でも、よく考えてみると、思い通りにいかないことの多くは、自分の力の及ばない事象や自分以外の人が動いてくれることを期待したものでした。

 


それでは、自分の思い通りにならないのは当たり前でした。そもそも「自分の思い」そのものに無理があるから、思い通りいかなかったのです。

 


自分の努力と行動だけで実現できることには限界があります。私生活でもそうですし、仕事でも同じです。

今は、自分の思い通りにいかなくて不満を感じた時には、「自分の思い」に無理はないか、自分で確かめるように心がけています。

 


まだ、常に、というわけではありませんが、心がけを変えただけで、周りの人や環境のせいにすることは減り、自分の限界も理解し受け入れる、時には諦めることもできるようになってきています。

思い通りにいかないことがあっても、心の乱れは以前よりも減って、心が楽になったように思います。

 


もし、これを読んでいていただいている方で自分の思い通りにならないことに苛立ちや怒りを覚えている方がいらっしゃれば、一度、自分の思いを見直してみてはいかがでしょうか。心が楽になるかもしれません。

 


〜土曜日の夕食後の自宅にて。

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愛犬と散歩しながら。すっかり春の陽気になりました。