ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

いちいち評価や反応せずにそのまま受け流したい

仕事でもプライベートでも心が消耗していることを自覚するときがあります。

 


私は、メンタル的に厳しい時期に、マインドフルネスや気づきの瞑想に興味を持ち、関係する本やテレビなどを見て自分で試すようになりました。

 


しばらく続けていると、ふと、日頃の自分の心の動きに気づくようになったのです。

 


仕事でもプライベートでも、人の言動やメール、行動を始めとした外部からの刺激や自分の行動に対して、いちいち良い・悪いという評価をしたり、小さなことでも、好き、嫌い、イライラ、怒り、不安、心配といった感情を持ったり、さらにそれを思い返して反芻してしまったり。

 


もちろん、心に余裕もない状態でしたので、多くはネガティブなものです。

 


これでは心が消耗するのも無理はありません。

かといって、いきなり悟りを開いて、「無」になることもできません。

 


それでも、自分の心の動きや思考の癖に気づくことができるようになってからは、心が評価や反応をしてしまうことは否定せず、「また反応してしまっているなぁ」とあるがままを観察することを意識しています。

 


そのうえで、まあいっか、しょうがない、とできるだけ流すように心がけています。

 


長く染み付いた心の癖、習慣ですので、なかなか余計な評価・反応から離れられないこともありますが、少しずつ執着する時間が短くなったり、反芻する回数が減ったり、その反応を手放して今やるべきことに心を戻すことができるようになっているように感じています。

 


心の癖が治っているというか、新たな習慣が身についてきているというか、そういった感覚です。

 


実際どうかはわかりませんが、自分でそう思えるだけでも十分だと思ったりしています。

 


〜日曜日の夜、自宅にて。GW明け1週間を経過し、サザエさん症候群も軽めです。

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愛犬の散歩にて