ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

会社での仕事に全人格をかける必要はない、自分ができる範囲で役割を演じればいい。

今回の内容は会社や人によるかもしれません。

サラリーマン生活が長くなって思うこと。
それは会社では役割を演じることを意識すると心が楽になるということ。

会社で仕事していると、社内、社外を問わず、年齢やバックグラウンドの違う多くの人たちとの人間関係の中で仕事をし、立ち回る必要があります。

もちろん、ありのままの自分で快適に仕事ができるのが理想ですし、そのような環境で仕事ができている方は本当に羨ましい。
でも、私の場合は、役割や立場もある中で、時には自分の思うことと違うことをせざるを得ない場面もあります。

そんな場面で自分のありのまま、全人格をかけて仕事をしてしまうと、本心と違うことをせざるを得ないことに対する違和感、強いストレスを感じて、心が消耗してしまうことが多くありました。

そこで、ある時から、会社ではそこで必要とされる役割を演じればいい、会社はその役割にサラリーを出しているだけ、と思うようになったのです。

時に上司や取引先との関係で自分の思うことと違うことをせざるを得なくても、それは会社の中での立場、役割を果たしているだけだと。
“私”という人格と少し離しておくことで、違和感やストレスをまともに受けずに済むようになりました。

嫌な仕事や人間関係であっても割り切って役割を演じることで、心が楽になったのです。

会社での仕事に全人格をかける必要はない、自分ができる範囲で役割を演じればいい。

これが今の私にとって、会社、仕事との程よい付き合い方になっています。

〜3回目のワクチン接種後の自宅にて。副反応が軽くすみますように。