ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

オーディオブックとの出会い。今では手放せないサービスに。

今朝の日経新聞にオーディオブックの記事が出ていた。ライターの方が実際に体験した印象などが紹介されていた。

www.nikkei.com

私も数年前からオーディオブックをよく使うようになった。
私が現在使っているサービスも記事に紹介されていた、オトバンクが運営する「オーディオブックドットジェイピー」とAmazon傘下の「Audible」。

始めたきっかけはアマゾンから何度もおすすめ表示がされたAudibleだった。
当時、まだAudibleが日本で本格的にサービスを開始して間もなかったように記憶しているが、定額聴き放題だったため、長い通勤時間、家事をしている時、メンタルを落ち着かせるために散歩している時などに聞きまくった。

私は元々読書が好きで、社会人になってからも仕事の勉強用の本を中心に読んでいたものの、30代に入ってから子育てと仕事に追われ、読書から離れていた。

しかし、40代になる少し前から無理がたたり、パニック障害のような症状(正式に診断はされてないのでこう書いておく)も出てきて、その当時、メンタル的にかなり厳しい状態となり、悩んでいた。

本に救いを求めて自己啓発書や心理学、哲学、初期仏教など、それまであまり読んだことがなかった分野に手を出して読み漁るようになっていた時期で、そんな時にオーディオブックに出会った。

オーディオブックは、朗読を聴く形になるため、自分で読書する場合とは受ける印象が違う。朗読する方の声によって、本から受ける印象が全く違う。特に、朗読する方の声によって、自分で読むよりも心が落ち着いたり、自信が湧いてきたりと、心が受ける影響が大きい。

また、何よりも、心身が疲れている場合でも聞き流すことができて、読書のハードルが下がり、仕事帰りなどで疲れ切っている時でも、オーディオブックを聴くことができるのは大きなメリットだと思っている。

今では、これまでに見つけた本の中から、心の状態に応じて、聴くことで力が湧いてくる本や心が落ち着くような本などを繰り返し聴くようにしている。まるで聴くクスリのようだ。

これができるのはオーディオブックだからこそで、著者はもちろん、丁寧に朗読していただいているナレーターの方、それをオーディオブックとして提供してくれている方々に感謝しながら、利用させていただいている。

〜土曜日、夕食後の自宅にて。

曇り空と山

今日は曇りから雨のあいにくの空模様