ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

次女の一人暮らしの準備が始まった。その時父親は…

次女が大学受験を終え、大学の寮に入ることになった。
自宅から遠い大学のため、大学4年間は寮も含めて一人暮らしになる。

今日、入寮に必要な生活用品を購入するために家族で買い物へ。
新たな生活に向けての準備は特に本人にとってはワクワクするものではあるものの、父親としては複雑な気分だった。

大学受験の段階で、合格できれば親元を離れることは頭ではわかっていたが、実感はなかった。
それが、合格発表が終わり、いざ進学が決まってみると、門出を迎えるまであと1ヶ月程度であることに戸惑っている自分に気づく。

長女も既に就職して家を出ているので、次女が家を出れば、妻と愛犬だけの暮らしになる。勝手に想像していたよりも早い巣立ちに、次女の成長が嬉しく、新たな生活を応援する気持ちと、残された?3人の暮らしは寂しいものになるのではないかとの思いもある。

子育て真っ盛りの時は、目の前のことに精一杯で、時には早く子供が独り立ちしてくれて自分の時間が持てるようことが待ち遠しいと思ったこともあった。

それが、いざ娘たちが家を出て行くことになってみると、勝手なもので一抹の寂しさを感じている。
振り返ってよく考えると、子どもたちと過ごす時間というのは、人生の中ではそれほど長くはないとも言える。

だいたい中学校に上がり思春期を迎える頃から、親子の距離が離れ始めることを考えると、親子が親密な時間を過ごせる期間はもっと短くなる。

今だからこそ言えることかもしれないが、子供と一緒にいられる時間というのは本当に貴重な時間だ。私にもあと1ヶ月は残されているので、今を大切に次女との時間を過ごしていきたい。
(多分、本人は嫌がっているような気もするが、それもしばらくの辛抱なので耐えてもらおう。。。)

〜残りわずかな家族揃っての買い物と食事後の自宅にて。

夕闇

朝から雨模様だったが、夕方には澄んだ空に。気持ちは複雑なまま。