私の会社では、在宅勤務勤務ができるようになって2年が経ちました。
今は時々在宅勤務を混ぜながら基本は出社するハイブリッド型という状態です。
私の場合は通勤時間が往復で3時間を超え、さらにパニック障害になってからは満員電車が大の苦手になったこともあり、在宅勤務を組み合わせる今のペースが自分に合っているようです。
そして、最近気づいたのが、実は仕事や会社自体が嫌いではなかったということ。
入社して25年以上が経ちますが、今まで嬉々として会社に向かったのは数えるほど。嫌々ながらも、ここまで働き続けてきました。
ところが、在宅勤務の時は、嫌な感じがしない。仕事のストレスは感じるものの、出社する時と比べて、明らかに気分が違うのです。
在宅勤務中にWeb会議や電話の声を聞いた妻からも、何だか楽しそうだね、と言われるほど。
ということは、これまで、仕事や会社自体が嫌だったのではなく、通勤電車、対面での会議、職場での気遣いなど、仕事以外のことが心理的負担になっていたんだということに気づいたのです。
入社して25年以上経ってから気づいたことに、自分でも呆れてしまいます。
たしかに、よく考えると、通勤の全てが嫌なわけではなく、仕事の全てが嫌なわけでもなく、職場の人間関係が全て嫌なわけでもありませんでした。
通勤や仕事、人間関係の嫌なところにばかり気を取られて、その中にも楽しみや充実感などの良いことがあることを見落としていたのだと思います。
もちろん、今でも仕事をしていて嫌だなぁと思うことはゼロではありませんが、この事実に気づいてからは随分と心が楽になったように感じています。
この先、今の会社で在宅勤務が続くのかはわかりませんが、大切なことに気づかせてくれたことに感謝です。
〜会社帰りの電車にて。こうして通勤途中にnote、ブログを書くのも楽しみの一つになりました。タイトル画像はみんなのフォトギャラリーから拝借しました。ありがとうございます。
〜今日の3Good Things〜
☆午前中在宅勤務をさせてもらい、気力、体力を温存できたことに感謝。
☆午後の打合せも冷静に対応できたことに満足。
☆会社での同僚との雑談を楽しめたことにも満足。