ときには空を見上げて

忙しい毎日のなかで、ふと空を見上げて思いついたことなどを、心の向くままに。

心が不安でいっぱいになったときは「なるようになる。心配するな。」で落ち着こう

長い人生、先のことを考えて不安になったり、人生に行き詰まったりすることがある。もちろん、私にもある。
そんな時に救われたのがこの言葉だった。

言葉の主は、室町時代の禅僧、一休さん一休宗純)。
少し調べてみたところ、無くなる直前に弟子たちに、どうしても困った時、苦しい時に開けるように伝えて渡した手紙に書かれていた言葉とのこと。

頭の中が不安や心配で満たされると、それがどんどんと大きくなっていく。進む先が見えなくなったり、高い壁が立ちふさがったときも、どうしていいかわからなくなる。

そんな状態のまま、何とかしなければと慌てれば慌てるほど、物事はよくない方向に向かっていってしまうことが多い。
実際、私もこれまで何度となく不安に押しつぶされそうになったことがある。

そんな時こそ、ひと呼吸置いて、「なるようになる」と思い出すだけで、心がスーっと軽くなる。
同じような言葉も名言として目にすることもある。
部屋に飾っている日めくりカレンダーにも「大丈夫。なんとかなる。」という言葉が出てくる。

言葉の力は馬鹿にならない。心が不安になった時や動揺した時に、すぐに心の状態に気づいて、「なるようになる。心配するな。」「大丈夫、何とかなる」と自分に言い聞かせるだけで落ち着きを取り戻したことが何度もある。

かくして、私はこの言葉を心のサプリメントとして、日々思い起こしながら過ごすようになっている。

〜在宅勤務、家事を終えた自宅にて。

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今朝の青空。飛行機雲が残っていた。